看護師がツライと感じることの一つに、残業が多くなりやすいという点があります。とはいえ、必ずしもすべての職場で残業が多いわけではありません。しかし残業が多い職場では定時で帰ることがほぼ不可能に近かったり、何時に帰れるか分からないケースもあります。そんな中、残業にうんざりしている方は多くいらっしゃいます。そこで以下では、定時で帰る対処法に言及していきます。
まず1つ目の対処法として有効なのが、より効率的に業務をこなすという方法です。看護記録や看護計画などはできるだけ勤務時間中に行い、申し送りも含めて定時でさっと帰宅できる状況を整備するのがベターです。周囲に仕事が早い人がいれば、それを真似するのも良い方法です。次に2つ目の対処法は、雇用形態を変えるという方法がです。現状として、医療機関から正規雇用の常勤要員として直接雇用されている場合、残業を命じられてもNOとは言いづらい風潮があります。しかし、非正規雇用や雇用主が派遣会社となる派遣看護師なら、残業を命じられても「契約時間以外ですので」と言いやすくなります。プライベートを最優先したいのなら、検討してみても良いでしょう。最後に3つ目の対処法として、転職するという方法があります。実質、残業が多い職場は多様にあります。基本的にはアポなしの外来診療を行う医療機関や、人手不足の病棟、また急患や急変が起こりやすい職場は、残業が多くなる傾向にあると言えます。こうした職場を外して転職活動をすれば、残業が比較的少ない、もしくはゼロの職場で看護師として働くことは可能です。